クオカードの換金方法まとめ。一番お得な方法はこれだ!

投稿日
  • 2016年11月24日
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贈り物やプレゼントキャンペーンなどで、タダで手にすることも多いクオカード。もらったはいいけれど、使えるお店もわからないし、どこかに売ってお金に換えちゃおうかな…。と考えている方も多いのでは?
そんな方のために、今回は、クオカードのお得な換金方法についてまとめてみました。

クオカードとは?

クオカードとは、株式会社クオカードが発行するプリペイドカードです。発行を開始したのは1995年(平成7年)。当初の加盟店はセブンイレブンとデニーズぐらいでしたが、現在では、全国のコンビニやファミレスなど、約56,000店舗で利用することができるようになっています。

ちなみに、プリペイドは「前払い」という意味。プリペイドカードは、あらかじめ支払っておいた金額分だけ利用できるカードですね。交通系電子マネーのSuicaやPASMO、コンビニなどでよく見かけるAmazonギフト券やiTunes Cardもプリペイドカードです。

クオカード額面

発行枚数の多いものは、「500円」「1,000円」「2,000円」「3,000円」「5,000円」「10,000円」の6種類。「1~999円」「2,001~2,200円」の間で額面が設定されているものもあります。

クオカードの種類

クオカード表面の絵柄には、風景写真やイラストを使用した多くのデザインが用意されています。コンビニや書店でクオカードを購入する場合は、このような既製デザインの中から絵柄を選ぶことになります。

一方、クオカードのウェブサイトから購入する場合は、自分で絵柄をデザインして、オーダーメイドのカードを発行することも可能です。この絵柄のデザイン方法によって、クオカードは5種類にわかれます。

また、販売時に「磁気情報の書き込み」が必要なものと必要でないもの、そして、カード表面の絵柄のタイプによっても分類できます。これらは、クオカードの買取価格に影響することがあります。

デザイン方法

【スタンダードカード】
あらかじめ用意されているデザインのカード。1枚から購入することができ、手元に届くまでの日数も最短です。地域に根ざしたデザインの「日本全国ご当地QUOカード」や、購入金額の一部を各団体に寄付する「社会貢献型QUOカード」など、豊富なデザインが用意されています。

【レディメイドカード】
ベースとなるデザインを選び、そこに好きな文字を入れることができるカード。ベースのデザインは10種類ほどで発注は50枚から。ちょっとしたお礼の言葉などを入れたクオカードが作れます。

【ハッピーメイドカード】
自分で用意した写真やイラストを使ったオリジナルカード。あらかじめ用意されている写真やイラスト素材を使うことも可能で発注は5枚から。クオカードのサイトに用意されている専用のツールを利用して、自分でデザインできます。クオカードは「のし紙」の名入れサービス(有料)も行っているので、出産の内祝いなどにもいいですね。

【オリジナルカード】
完全オーダーメイドのカード。自由なデザインでクオカードを発行することができます。発注は100枚から。企業広告をのせた株主優待や、雑誌のプレゼントキャンペーンなどにも利用されています。

【フリーバリューカード】
クオカード額面を「1~999円」または「2,001~2,200円」の間で自由に設定でき、デザインも完全オーダーメイドで作成できるカード。発注は100枚から。要するに、額面を設定できるオリジナルカードです。

磁気エンコードの要否

クオカードには、出荷された時点で使用できるものと、販売時に磁気情報の書き込み(エンコード)をしないと使用できないものがあります。後者は、主にコンビニ店頭で発行され、裏面の固有番号が「00」で始まっているもの(以下「00」クオカード)です。

「00」クオカードは、使用する分には他のクオカードと何も変わらないのですが、ほぼ全ての金券ショップで買取NGになっています。この理由は後程触れますが、簡単に言うと、エンコード済みのカードか否かが見た目で判断できないため。

買い取った後に販売することを考えると、万が一にでも使えないカードが紛れ込んでしまったら大問題ですよね。クオカード額面分の損をするだけでなく、顧客の信用もなくしてしまいます。金券ショップは、このようなリスクを負いたくないため、「00」クオカードの買い取りを行っていません。

デザインの柄

絵柄のタイプは、大きく分けて「ギフト柄」「広告柄」「アイドル柄」「アニメ柄」の4種類。同じ額面のクオカードでも、表面の絵柄によって買取価格が異なる場合があります。

<ギフト柄>
クオカードがあらかじめ用意している絵柄のこと。「スタンダードカード」の多くがギフト柄に分類されます。(金券ショップによって差がある。)使い勝手がよく、他の絵柄に比べて売れ行きがいいため、換金率は高めに設定されています。

<広告柄>
カード表面に企業広告が入っているもの。株主優待や企業のキャンペーンなどで配布されるクオカードですね。広告柄は、贈答用などに利用できないことから、ギフト柄に比べて換金率が劣ります。

<アイドル柄>
デザインに芸能人やアイドルの写真が使用されているもの。雑誌のプレゼントキャンペーンなどでよく目にしますね。人気のアイドルや発行枚数が少ないものにはプレミアムがつき、ネットオークションでは数万円の値がつくことも。

<アニメ柄>
絵柄にマンガやゲームのキャラクターを使用したもの。アイドル柄と同じく、希少価値の高いものは高値で取引されることもあります。

クオカードを換金する方法

クオカードを換金する方法は、大きく分けて2つ。金券ショップなどで買い取ってもらうか、ネットオークションなどで自分で売却するかです。

基本的には、金券ショップで買い取ってもらった方が手間もかからず換金率も高くなります。ただし、なかには買い取ってもらえないものや、オークションに出品したほうが、はるかに高く換金できるものもあります。

一番お得に換金する方法は、カードのタイプや額面(総額)によって変わります。下記をチェックした上で、最適な方法を選んでください。

金券ショップで買い取ってもらう

コンビニやドラッグストア、ガソリンスタンドなど、クオカードが使えるお店は実にたくさん。これらの支払いに金券ショップで購入した割安のクオカードを使い、家計の節約に役立てている方もいます。また、イベントの景品や贈答用に購入する方も多く、クオカードは金券ショップの人気商品のひとつになっています。

とはいえ、どこのお店で高く買い取ってもらえるというわけではありません。買取価格の地域格差は大きく、東京や大阪などの大都市と地方とでは換金率に10%もの差がでることも。そのため、地方にお住まいの方は、送料などの諸経費を含めても、郵送買取を利用したほうがお得に換金できる場合もあります。

クオカードをお得に換金するためには、しっかりとした下調べが重要です。単純な換金率だけでなく「実際にいくら手に入るのか?」も計算した上で、一番お得なお店を選ぶようにしましょう。

買取方法

買取方法は店頭と郵送の2種類。お店に行くか行かないかだけでなく、換金率や本人確認の方法も異なります。以下、それぞれの買取方法について簡単に説明します。

<店頭買取>
金券ショップ店頭に足を運んで商品を売買するもの。その場で買取代金を受け取ることができます。また、大口買取の場合などに、換金率の交渉ができることもメリットのひとつ。

デメリットは、店舗に足を運ばなければならないこと、郵送買取よりも換金率が低めに設定されていることなどが挙げられます。買取価格が1万円を超える場合には、運転免許証などの本人確認書類の提出が必要になります。

<郵送買取>
商品を金券ショップに郵送し、銀行振込などで買取代金を受け取るもの。店頭買取に比べてランニングコスト(家賃や人件費など)がかからないため、換金率は高めに設定されています。全国どこからでも同じ換金率で買い取ってもらえるのもありがたいですね。

デメリットは買取代金を受け取るまでに時間がかかること。最短でも2日ほどかかるので、急ぎの場合には利用できません。商品送料や振込手数料のほか、本人確認書類の発行手数料などの諸経費が発生します。(郵送買取にかかる手数料

クオカードの換金率

大黒屋」「アクセスチケット」「チケッティ」「甲南チケット」のサイトで公表されている郵送買取の換金率をまとめてみました。(2016年11月23日時点情報)店頭買取の換金率は、これよりも若干低くなる場合があるため、あくまでも目安として考えてください。

クオカード額面
デザイン
大黒屋アクセス
チケット
チケッティ甲南チケット
500円
ギフト柄
485円 493円 485円 475円
97% 98.7% 97% 95%
500円
広告柄
480円 460円 475円 465円
96% 92% 95% 93%
500円
アイドル柄
480円 500円 475円 465円
96% 100% 95% 93%
500円
アニメ柄
480円 500円 475円 465円
96% 100% 95% 93%
1,000円
ギフト柄
970円 960円 970円 950円
97% 96.0% 97% 95%
1,000円
広告柄
960円 920円 950円 930円
96% 92% 95% 93%
2,000円
ギフト柄
1,900円 1,920円 1,920円 1,900円
95% 96% 96% 95%
2,000円
広告柄
1,900円 1,840円 1,900円 1,860円
95% 92% 95% 93%
3,000円
ギフト柄
2,850円 2,880円 2,880円 2,850円
95% 96% 96% 95%
3,000円
広告柄
2,850円 2,760円 2,850円 2,790円
95% 92% 95% 93%
5,000円
ギフト柄
4,750円 4,875円 4,800円 4,750円
95% 97.5% 96% 95%
5,000円
広告柄
4,750円 4,750円 4,750円 4,650円
95% 95% 95% 93%
10,000円
ギフト柄
9,500円 9,750円 9,600円 9,500円
95% 97.5% 96% 95%
10,000円
広告柄
9,500円 9,500円 9,500円 9,300円
95% 95% 95% 93%
上記額面以外
記載なし 50% 80% 記載なし

店頭買取と郵送買取どちらがお得?

郵送買取なら、全国どこからでも同じ換金率で買い取ってもらえます。近場の金券ショップの換金率が低い場合には、郵送買取を利用するのもひとつの手ですね。

ただし、郵送買取を利用するかどうかは、単純な換金率だけで決めるのではなく、そこから諸経費を差し引いた「実質換金率」で考える必要があります。これをしっかりチェックしておかないと、いざ買取代金を受け取ってみたら「店頭買取よりも少なかった!」なんてことにもなりかねません。

郵送買取の実質的な換金率はどの程度になるのか、アクセスチケットの郵送買取を利用した場合で考えてみます。

郵送買取にかかる手数料

まずは、郵送買取にかかる手数料から見ていきましょう。(2016年11月23日時点)

【商品送料】510円(レターパックを利用する場合)
※買取総額が30万円以上の場合、510円まではアクセスチケットが負担。
【振込手数料】一律108円
【本人確認に要する費用】210円か300円
[1]運転免許証などのコピーの場合は「郵便基本料金82円+簡易書留310円=392円」
※このうち182円をアクセスチケットが負担、依頼者負担は210円
[2]印鑑登録証明書・住民票の写しの場合は発行手数料300円(役所などに支払うもの)

【手数料合計】[1]828円[2]918円
[1]商品送料510円+振込手数料108円+本人確認費用210円=828円
[2]商品送料510円+振込手数料108円+本人確認費用300円=918円

手数料の合計は、本人確認書類が「運転免許証のコピー」の場合は828円、「住民票の写し」の場合は918円になります。

郵送買取の実質換金率

では次に、郵送買取にかかる手数料は「828円」、クオカードはギフト柄という条件で、実質換金率を計算してみます。

<額面3,000円×1枚の場合>
【換金率】96.5%
【受け取れる金額】2,067円(3,000円×96.5%-828円=2,067円)
【実質換金率】68.9%(2,067円÷3,000円=68.9%)

<額面5,000円×1枚の場合>
【換金率】97.5%
【受け取れる金額】4,047円(5,000円×97.5%-828円=4,047円)
【実質換金率】80.94%(4,047円÷5,000円=80.94%)

<額面10,000円×1枚の場合>
【換金率】97.5%
【受け取れる金額】8,922円(10,000円×97.5%-828円=8,922円)
【実質換金率】89.22%(8,922円÷10,000円=89.22%)

<額面10,000円×3枚(総額30,000円)の場合>
【換金率】97.5%
【受け取れる金額】28,422円(30,000円×97.5%-828円=28,422円)
【実質換金率】94.74%(28,422円÷30,000円=94.74%)

<額面10,000円×5枚(総額50,000円)の場合>
【換金率】97.5%
【受け取れる金額】47,922円(50,000円×97.5%-828円=47,922円)
【実質換金率】95.84%(47,922円÷50,000円=95.84%)

<額面10,000円×10枚(総額100,000円)の場合>
【換金率】97.5%
【受け取れる金額】96,672円(100,000円×97.5%-828円=96,672円)
【実質換金率】96.67%(96,672円÷100,000円=96.67%)

30,000円以上なら郵送買取もあり
額面3,000円や5,000円のクオカード1枚では、買取価格に占める手数料の割合が高く、換金率はかなり低くなってしまいます。これでは完全に店頭買取より損ですね。

額面10,000円の実質換金率は90%弱。地方の金券ショップでは同程度の換金率も場合もありますが、換金率がほとんど変わらないのであれば、あえて時間のかかる郵送買取を選ぶ必要はないでしょう。

そして、クオカードの総額が30,000円になると実質換金率は95%程度に。このあたりから店頭買取よりも郵送買取の方がお得になるケースが増えてきます。近場の金券ショップの換金率が低いという方は、この金額をひとつの基準として郵送買取も検討してみてください。

買取NGのクオカード

金券ショップに買取依頼をするための下調べは、ここまでの内容でおおむね完了です。最後の注意点として、買取不可となるクオカードについて触れておきます。

【1】穴があいているもの
一度でも使用したことのあるクオカードには、残高の目安となる「穴」があきます。この穴があいているもの、つまり使用歴のあるクオカードは買い取ってもらえません。

【2】有効期限があるもの
今はもう発行されていませんが、クオカードが誕生したばかりの頃には、有効期限が設定されているものもありました。もう20年前ぐらいの話で、現在はすべてのカードの有効期限が切れてしまっています。引き出しの奥底から有効期限が記載されたクオカードが発掘されたら、残念ながら使うことも換金することもできません。

【3】裏面に汚れやキズがあるもの
クオカードの裏面には磁気情報が記録されています。ここに汚れやキズがあると情報が読み取れず、カードが利用できないことも。ちょっとした汚れで使えなくなることはありませんが、金券ショップでは買取を断ることもあります。

【4】裏面の固有番号が「00」で始まっているもの
磁気エンコード(磁気情報の書き込み)をしないと使用できないクオカード。コンビニで発行されるものはすべてこのタイプです。エンコード済みか否かが見た目で判断できないため、ほとんどの金券ショップで買取NGとされています。

コンビニ発行のクオカードは使えないことがある?

上で述べたとおり、コンビニで発行されている「00」クオカードは、使えるものかどうかが見た目で判断できないため、ほとんどの金券ショップで買取NGとされています。

これは裏を返せば、金券ショップに持ち込まれるものの中に、使用できないクオカードが紛れている場合があるということ。見た目で判断できないとはいえ、すべてが使用できるものであれば、買取NGにする必要はないですよね。

すると、コンビニで購入したクオカードには、エンコード処理がされておらず、使用できないものもまれにあるのでしょうか?

エンコード処理が行われない可能性は?
「00」クオカードのエンコード処理は、店頭で発行されるときにレジで行われます。この処理を行わないと、レジからアラームが鳴り続け、会計に進めない仕組みになっているため、エンコード処理が行われていないクオカードが販売される可能性はありません。

となると、使用できないクオカードが持ち込まれる原因は他にありそうですね。

正体は販売前のクオカード
コンビニで発行されるクオカードは、データの入っていないただの磁気カードの状態で入荷します。そして、販売するときに磁気情報を書き込むことで、ようやくクオカードとして使用可能になるのです。

金券ショップに持ち込まれる使用できないクオカードの正体は、この販売前のクオカード。コンビニ店内に保管されているものを、内部のスタッフが換金目的でくすねてくるのです。

こういったことがしばしば起こるため、ほぼすべての金券ショップで「00」クオカードが買取NGになっています。

コンビニ発行のクオカードを買い取ってくれる金券ショップ

さて、上のような理由で、ほとんどの金券ショップは「00」クオカードを買取NGとしていますが、条件付きで買取を行っているお店もあります。今回は、サイトで換金率を公開し、かつ郵送買取にも対応しているお店の一部を紹介します。

▼チケット王国
http://www.ticket-kingdom.info/uritai_tereka.html
【換金率】90%(全額面)
【条件など】コンビニ発行の残高証明書が必要

▼格安チケットコム
https://www.kakuyasu-ticket.com/buy/price/prepaid/quo.html
【換金率】88%(全額面)
【条件など】検品に通常より1週間程度時間がかかる場合あり

▼日本チケット
http://www.nihon-ticket.com/purchase-html/purchase6-html
【換金率】90%(500円・1,000円)、85%(2,000円・3,000円・5,000円・10,000円)
【条件など】コンビニ発行の残高証明書が必要

クオカードの残高証明書はどこでもらえる?

チケット王国と日本チケットのように、コンビニ発行の「00」クオカードでも「残高証明書があれば買取可」としている金券ショップは結構あります。では、クオカードの残高証明書は、どこで発行してもらえるのでしょうか?

意外と知られていませんが、クオカードの残高証明書(レシートタイプ)は、ローソンの店頭で簡単に発行できます。発行方法はレジで店員さんにお願いするだけ。ただし、バイトを始めたばかりの方などは、残高証明書の発行方法を知らない場合もあるので、その場合は他の店舗もあたってみましょう。

ローソンのように「残高証明書」という記載はありませんが、セブンイレブンやファミリーマートでも、クオカードの残高確認用のレシートを発行してもらえます。

ヤフオクに出品する

クオカードを換金する場合は、基本的には、ヤフオクを利用するよりも金券ショップに買い取ってもらうほうがベター。なぜなら、ヤフオクに出品し額面の100%に近い価格で落札されたとしても、そこから手数料を差し引くと、最終的に換金率は90%程度まで下がってしまうからです。金券ショップの相場よりも低い換金率の上、時間と手間もかかります。

では、ヤフオクは全く使えないかというとそうではなく、アイドル柄アニメ柄のクオカードは、ヤフオクを利用することでお得に換金できる場合があります。これらのクオカードは、株主優待や雑誌などの懸賞に当選するともらえるもので、ほとんどが非売品です。そのため、いわゆるプレミアム(付加価値)がつき、額面500円のクオカードに数万円の値がつくことも

数万円は特殊な例ですが、額面の倍以上の価格で落札されるものはざらにあります。これらのクオカードを換金する場合は、金券ショップに持ち込む前に、同じ柄のものがいくらで取引されているかを必ずチェックするようにしましょう。

また、コンビニ発行クオカードの換金に利用するのもありですね。ヤフオクではコンビニ発行であることを気にする人はなく、入札に影響することもありません。

クオカードをヤフオクに出品した場合の換金率

さて、上で触れたとおり、ヤフオクの利用には手数料がかかるため、額面に近い価格で落札されたとしても、換金率は低くなってしまうこともあります。実際のオークションを参考に、換金率がどの程度になるのかを検証してみましょう。

ヤフオクの利用料
ヤフオクに出品できるのは、Yahoo!プレミアム会員だけ。そうでない場合は、月額498円のYahoo!プレミアム会員への登録が必要になります。また、商品が落札された場合に、落札価格の8.64%という落札システム利用料が発生します。

ヤフオク出品例
では、過去のオークションを参考に、【1】初めてヤフオクを利用する場合と【2】プレミアム会員に登録済みの場合の2通りで、発生する手数料と換金率を試算してみましょう。出品された商品は、コンビニ発行の額面10,000円(180円のおまけ付き)のクオカードです。

▼オークション概要
http://page19.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x465105818
【カード額面】10,000円(残高は10,180円)
【落札価格】10,050円
【落札日】2016年11月9日

▼ヤフオクに支払う手数料等
【1】初めて出品する場合
【Yahoo!プレミアム会員費用】498円
【落札システム利用料】10,050円×8.64%=868円(小数点以下は四捨五入)
【送料】164円(クリックポスト利用)
【合計】1,530円

【2】プレミアム会員の場合
【落札システム利用料】10,050円×8.64%=868円(小数点以下は四捨五入)
【送料】164円(クリックポスト利用)
【合計】1,032円

▼収入(落札価格-手数料等)
【1】10,050円-1,530円=8,520円
【2】10,050円-1,032円=9,018円

▼換金率(収入÷額面)
【1】8,520円÷10,000円=85.20%
【2】9,018円÷10,000円=90.18%

このように、初めてヤフオクを利用する場合は85.20%、すでにプレミアム会員登録済みの場合は90.18%という換金率になりました。

この換金率は金券ショップの相場よりも低いので、出品するクオカードがコンビニ発行でない場合は損をすることに。コンビニ発行ならヤフオクの出品もありですね。

切手・はがき・印紙払い可で出品する

ヤフオクでは、落札代金の支払いを「切手やはがきでも可」としているオークションが多数あります。これは、切手可で出品すると、1~2割ほど高い価格(商品)で落札してもらえるためです。(切手払いってなんぞや?という方は、こちらこちらの知恵袋をどうぞ。)

切手やはがきをよく使う方は、この方法でクオカードを出品するのもひとつの手ですね。お金に換える方法ではありませんが、かなりお得な取引ができます。

こちらも実際のオークションを参考に、換金率(換金ではありませんが、表記を統一します)がどの程度になるのかを検証してみましょう。

▼オークション概要
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e200590415
【カード額面】10,000円
【落札価格】12,500円
【落札日】2016年11月10日

▼ヤフオクに支払う手数料等
【1】初めて出品する場合
【Yahoo!プレミアム会員費用】498円
【落札システム利用料】12,500円×8.64%=1,080円(小数点以下は四捨五入)
【送料】0円(落札者負担)
【合計】1,578円

【2】プレミアム会員の場合
【落札システム利用料】12,500円×8.64%=1,080円(小数点以下は四捨五入)
【送料】0円(落札者負担)
【合計】1,080円

▼収入(落札価格-手数料等)
【1】12,500円-1,578円=10,922円
【2】12,500円-1,080円=11,420円

▼換金率(収入÷額面)
【1】10,922円÷10,000円=109.22%
【2】11,420円÷10,000円=114.20%

このように、初めてヤフオクを利用する場合は109.22%、すでにプレミアム会員登録済みの場合は114.20%の金額分の切手やはがきと交換することができます。これはかなりお得ですね。

「これを金券ショップに持ち込んで…」と考える方もいるかと思いますが、バラの切手やはがきの換金率は60%~75%なので、あまりおすすめできません。切手やはがきと交換した場合には、そのまま使うのが一番です。

アイドル柄・アニメ柄のクオカード

アイドル柄やアニメ柄のクオカードは、その他のクオカードとは全くの別物。プリペイドカードとしての価値だけでなく、希少性による付加価値(プレミアム)を加えた価格で取引されます。人気のアイドルやキャラクターを使ったもののなかには、額面が500円であるにもかかわらず数万円もの値がつくものも。

希少性とは、欲されている量に対して、利用可能な量が少ない状態のこと。誰も欲しがらない世界でひとつだけのものより、みんなが欲しがる100個の方が希少性は高くなります。

ただし、この希少価値は金券ショップの買取価格には影響しません。どれほどレアなクオカードであっても、あくまで額面どおりの価格でしか買い取ってもらえないのです。

高価買取してくれるお店

では、どこでなら高く買い取ってもらえるのか。それはアイドルなどのプレミアムグッズを取り扱っているお店です。下記のように、サイト上で買取価格を明記しているお店もあります。額面どおりの価格で売却するのがどれだけ損かわかりますね。

▼駿河屋
http://www.suruga-ya.jp/search_buy?category=&search_word=クオカード
▼カルチャーステーション
http://culturestation-kaitori.com/

これらのお店を利用すれば、金券ショップに売却するよりも、はるかに高い価格でクオカードを換金することができます。 ただし、可能な限り高く換金したいのであれば、自分でヤフオクに出品することをオススメします。

ヤフオクに出品するのがベスト

いわゆる「お宝グッズ」のようなものは、値段があってないようなもので、オークションに出品すると予想外の高値がつくことがあります。実際に、アイドルグッズ専門店の買取価格とヤフオクの落札価格とでは、下記のような差が出る場合も。

「深田恭子」ヤングジャンプ抽選プレゼントクオカード(額面500円)
▼駿河屋
http://www.suruga-ya.jp/kaitori_detail/981015768
【買取価格】2,000円
▼カルチャーステーション
http://culturestation-kaitori.com/2016/10/23/深田恭子『週刊ヤングジャンプ』「抽プレ」/
【買取価格】20,000円
▼ヤフオク
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k231129991
【落札価格】68,898円
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g191689213
【落札価格】82,000円

駿河屋で「500円のクオカードが2,000円で売れた!」と喜んでいたら、カルチャーステーションを見て「20,000円だったのか…」と後悔。ヤフオクに至っては「はち…まん…だ…と……」と泣きたくなりますね。

まあこれは特殊な例ではありますが、10,000円以上の値がつくものはざらにあるようです。(リンク先のリストは過去120日分のみ)

上の例でも落札価格に13,000円の差が出ているように、オークションは水物です。過去に高値で落札されていても、同じようにうまくいくとは限りません。けれど、500円のクオカードが数万円に化ける可能性があるならば、ヤフオクを試す価値はあるのではないでしょうか。

アクセスチケットは商売上手

さて、クオカードの落札価格をチェックしていたときに発見した小ネタをひとつ。

金券ショップでは、アイドル柄やアニメ柄は広告柄として扱われ、ギフト柄よりも買取価格が安くなるのが普通です。理由は単純で、売れ行きがよくないため。アイドルのクオカードを使うのはちょっと恥ずかしい気もしますし、プレゼントにも利用できません。

しかし、アクセスチケットは、これらの柄のクオカードを換金率100%(500円のみ)で買い取っています。ギフト柄の場合は98.7%(493.5円)なので、買取価格は1枚あたり7円ほど高くなりますね。なぜ、売りづらいクオカードを、あえて高い換金率で買い取っているのでしょうか?

それは、ヤフオクで高く売れるからです。ヤフオクで落札されたアイドルクオカード(直近120日分)を見てみると、出品者が「accessticket_yas」のオークションが多いことに気づきます。この出品者は、アクセスチケットのヤフオクショップです。

過去120日間で出品しているアイドルクオカードは300枚ほど。すべて500円で買い取ったものだと思いますが、その半分以上が1,000円を超える価格で落札されています。このなかで最も高いものは6,500円で買取価格の13倍にもなっています。

これを知ってしまうと、アクセスチケットに売るのはちょっと悔しい気もしますね。まあ、うまく商売してるだけなのですが…。

まとめ

クオカードの一番お得な換金方法は、次の3つのポイントによって決まります。それは「コンビニ発行の「00」クオカードか」「アイドル柄やアニメ柄か」「額面(総額)はいくらか」というもの。手持ちのクオカードをチェックした上で、それぞれのケースに合わせた換金方法を選びましょう。

▼コンビニ発行ではなく、アイドル柄やアニメ柄でもない。
・換金率の高い金券ショップの店頭へ。
・近場の金券ショップの換金率が90%未満で、クオカードの総額が30,000円を超える場合は郵送買取を利用する。

▼コンビニ発行で額面が1万円未満。
・「残高証明書があれば買取可」の金券ショップを探して店頭へ。
・ヤフオクを利用して、切手やはがきと交換する。
・どの方法でも換金率が低くなるので、換金せずにそのまま使う。

▼コンビニ発行で額面(総額)10,000円以上。
・「残高証明書があれば買取可」の金券ショップを探して店頭へ。
・ヤフオクに出品すれば、90%以上の換金率が見込める。

▼アイドル柄やアニメ柄
・オークションの開始価格を1,000円程度に設定してヤフオクに出品してみる。
・全く入札されない場合は、お宝グッズショップに売却。

コンビニ発行のクオカードは、基本的には買取NGですが、残高証明書があれば買い取ってくれるお店もあります。「ヤフオクは面倒」という方は、ローソンで残高証明書を発行し、近場の金券ショップをあたってみましょう。90%以上の換金率なら「売ってよし」です。

アイドル柄のクオカードをヤフオクに出品する場合には、必ず開始価格を1,000円以上(額面500円の場合)に設定しておきましょう。入札数は減りますが、額面以下で落札されてしまうことを防げます。あとは高値がつくように祈るだけですね。

金券ショップに売却する場合は、買取価格をアップするコツもチェックしてみてください。

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