【換金エクスプレス】利用者の口コミをチェック！

悪質？優良？換金エクスプレスを徹底調査！

2015年11月頃から営業

換金エクスプレスは、2015年11月頃に営業を開始したAmazonギフト券の買取業者です。運営会社は「合同会社ウィナーズ」で、換金エクスプレスのほかに「買取Plaza」というサイトも運営しています。

サイトオープンの数ヵ月後にURLを変更

サイトをオープンした時点のURLは「http://kankin-exp.xyz/」でしたが、それからわずか数ヶ月後の2016年6月頃に、現在の「http://kankin-exp.net/」に変更しています。この理由はサイトオープン時に会社所在地を「東京都台東区上野3丁目20-8」にしていたためだと思われます。

この住所がAmazonギフト券買取業者の比較サイトなどに掲載され、悪評が広まってしまったため、会社所在地とともにサイトURLも変更したのでしょう。

以前の住所は東京都台東区上野3丁目20-8

換金エクスプレスの以前の住所は「上野私設私書箱センターSBC」が入っている「小島ビル」のもの。 住所名で検索すればすぐわかりますが、この私書箱は振り込め詐欺やオレオレ詐欺の送金先にもよく利用されています。

ここを「所在地」に利用していたことだけでも、どういった業者かがわかります。そして現在も「東京都千代田区外神田3-33」という存在しない住所が会社所在地になっています。

振り込みまでにかかる時間の記載がない

換金エクスプレスのサイトをチェックして気になった点が、振込までにかかる時間が記載されていないこと。通常、買取業者のサイトには「最短30分」や「約60分」など、申し込みから振込みまでにかかる時間の目安が記載されており、この時間に正確に振り込みが行われるかどうかは、優良店を判断する基準のひとつとなります。

しかし、換金エクスプレスのサイトには「即日入金」という説明しかなく、具体的な時間は一切記載されていません。また、即日入金ができないケースの説明にも、「14時30分以降のお申込の場合」といった具体的な記載はなく、下記のようなあいまいな表記になっています。

３．買取代金の振込

お手続き完了いたしましたら、ご指定の金融機関口座に弊社から買取代金をお振込みさせていただきます。 金融機関の混雑状況等によりお振込みまでにお時間掛かる事がございます。ご了承の程、よろしくお願いします。

メリット② カンタンお手続き｜換金エクスプレス

「金融機関の混雑状況」って何ですかね？ネットバンキングは利用せず、銀行ATMや窓口で振込手続きをしているとでもいうのでしょうか？

また、下記は「よくある質問」の振込時間に関する回答。こちらも明確な時間の記載はありません。

Q.買取をお願いしたいのですが、即日でもお振込み可能ですか？

Amazonギフト券の到着タイミングによって翌銀行営業日のお振込みとなる場合がございます

平日の15:00以降でも当日に入金反映される金融機関はどこですか？

時間ギリギリでお申込みされた場合は当社の買取申込み状況によって当日入金ができない場合がございます

よくある質問｜換金エクスプレス

即日振込の対応時間をあいまいにしておけば、いくらでも入金時間を引き延ばせると考えているのでしょう。換金エクスプレスは、買取代金が振り込まれるまでにかなりの時間を要する業者だと思われます。

買取金額が50,000円未満の場合、手数料が1,000円かかる

換金エクスプレスの振込手数料は一律200円とされていますが、これは買取金額が50,000円以上の場合。50,000円未満の場合は、1,000円もの手数料を徴収されます。

買取代金の振込手数料

買取代金の振込手数料は一律200円です。
※買取金額が50,000円未満の場合、手数料1,000円がかかります

買取について｜換金エクスプレス

「圧倒的な買取率」などと謳っていますが、この手数料を含めた場合の実質的な換金率はどの程度になるのでしょうか？Amazonギフト券10,000円分を売却した場合で考えてみましょう。
【買取金額】10,000円×【買取率】86％－【手数料】1,000円＝【手取り】7,600円
【手取り】7,600円÷【買取金額】10,000円＝【実質換金率】76％

このように、買取率がサイトの表記どおりだとしても、相場よりだいぶ低い換金率になりますね。

古物営業法に則った表示をしていない

換金エクスプレスと買取Plazaは、サイトに表示している古物商許可番号がいずれも「東京都公安委員会 第308881505567号」であり、同一業者が運営するサイトとわかります。しかしながら、会社名は前者が「換金エクスプレス」、後者が「合同会社ウィナーズ」と異なった名称になっています。

ひとつの許可番号に対して、許可を受けたものの名称が二つ存在することはないので、少なくともどちらかは公安委員会から許可を受けた者の名称ではありません。ということは、この表示は古物営業法第12条第2項に違反していることになります。

古物営業法第12条第2項（標識の掲示等）

古物商は、第五条第一項第六号に規定する方法を用いて（ホームページを利用して）取引をしようとするときは、その取り扱う古物に関する事項と共に、その氏名又は名称、許可をした公安委員会の名称及び許可証の番号を電気通信回線に接続して行う自動公衆送信により公衆の閲覧に供しなければならない。

古物営業法第12条第2項

これに違反した場合、10万円以下の罰金に処される可能性があります。罰金とはいえ、刑事罰が科される立派な違法行為ですね。

古物営業法第35条第2号（罰則）

次の各号のいずれかに該当する者は、十万円以下の罰金に処する。
二 第八条第一項、第十一条第一項若しくは第二項又は第十二条の規定に違反した者

古物営業法第35条第2号

まとめ

換金エクスプレスは、営業開始時の住所が施設私書箱（貸し住所）で、現在は存在しない住所を会社所在地としているような業者です。振込みまでにかかる時間も明確に表記せず、実質的な換金率も相場以下。

決して適用されることのない「最高買取率94％」に釣られないようにご注意ください。

キャンペーン情報

換金エクスプレスの概要

店名

換金エクスプレス

所在地

東京都千代田区外神田3-33

URL

http://kankin-exp.net/

還元率

86%～94%

営業時間

9:00～20:00

日曜営業

○

15時以降振込

○ネット銀行口座をお持ちの方

電話番号

03-5937-2073

代表

お申込み方法

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